そもそも富竹って誰?(2004/10/27更新)

死亡しているのは本当にあの(圭一に名乗った)富竹? 鬼隠し編の説明では、写真が鮮明でないため、「シャツに圭一らの寄せ書きがされていた」ことからしか圭一的には判断できない。大石は被害者のことを「富竹ジロウ」と呼んでいたが、大石が認識している富竹ジロウと圭一が認識している富竹ジロウは本当に同一人物か、鬼隠し編では確認できる場面がないような気がする。
さらに、富竹ジロウはフリーカメラマンとしてのペンネーム。最後まで本名が出てこないが、警察の捜査で最後まで本名が出ないのはワケアリなのか?
綿流し編では、圭一の目の前で生きている富竹と大石が互いに名前を呼びながら話している。ここでは、大石の認識する「富竹」と圭一の認識する「富竹」が別人である余地はない。なおも疑うなら、「鬼隠し編で死んでいた富竹と綿流し編で死んでいた富竹は別人」という可能性もなくはないが、ここまでくるとさすがに穿ち過ぎだと思う。