遠野家ルートで思うこと

秋葉ルートはどうも遠野家ルート導入パートという雰囲気があって、盛り上がりには欠けます。比較的静かな展開です。
ただ、静かであるとは言うものの、生粋の人外であるアルクとか、突発的に異常事態に襲われたエレイシアとかの話とはまた違って、現時点では身も心も普通の人間なのに、将来自分が反転・変質してしまうのを事実として知りながら生き続けると言う話には何とも言えないもの悲しさがあります。


買い物は、買うまで悩んでいる時間も楽しい。
遠足は、準備している前日も楽しい。
楽しい現実が訪れることが判っているなら、待っている間が楽しい。


苦しい現実が訪れることが判っているとき、それまでの間がある意味いちばん辛いかもしれない。


せめて、秋葉と志貴が幾ばくかでも先の希望を見いださんことを。