共感・感応

またまた槙久の手記。

……ついに自分の血の昂ぶりが抑えられなくなってきた。
共感者の一族の孤児を手に入れ、自らの意志を強化したところで、それもいずれは効かなくなるだろう。

四季(というか、あの黒幕の人)は、秋葉の能力を覚醒させるために共感者の能力を使っていたようだが……。
能力を発現させるのも意志の力、能力覚醒後に意識的に抑えるのも意志の力……ということなのかな。
それとも。血を飲む、という方法が問題なのか。


翡翠によると、槙久は遠野よりの自分ではなく人間よりの自分に感応させることで人間としての自我を強化していたのだとか。
秋葉はまだ未熟で槙久のような器用なコントロールができないだけ、とかいう可能性もあったりして。