UL世界とAL世界のつながり

なんでAL世界の武はステータス引き継ぎ状態なのか、ということについてちょっと考えたことがあるので書いてみる。
AL純夏の影響により、UL世界の武の時空は閉じていた。武が死んだら2001/10/22に戻ってやり直し。
おそらく、死んで世界が巻き戻される際には、記憶も訓練済み肉体も持ち越さないのであろう。単純な時間ループ。
ULの冥夜/委員長/彩峰/たま/美琴エンド(各ノーマルエンド含む)では、この状態であったと思われる。


だが、UL夕呼エンドは違う。武は自らUL世界の認識を静かに閉じた。「認めない」などと強く意識する出もなく、ただ静かに元の世界を意識した。
このため、UL世界はひっそりと幕を閉じた。
本来ならここでEX世界に戻るのだろうが、AL純夏の思念によって閉じられている時空の壁は越えられない。結果、またUL世界と同じ開始地点に戻されるが、このとき前の武は死なないままループの開始時点に戻ったので、記憶や肉体などのステータスはそのまま引き継がれた。それがオルタネイティヴ開始時の状態ではないか。


マブラヴ アンリミテッドにて、夕呼エンドでのみ"muv-luv unlimited end"の文字が流れるのがこの仮説を裏付けるように想われる。その他のエンドではUL世界は終わらずに繰り返されるという意味であろう。


これが正しいとすると、AL世界の武は、同じようにステータス引き継ぎで世界を繰り返そうと思ったら、死ぬのは間違いということになる。AL世界を意識することなくEX世界のみを意識する必要があるが、「AL世界を意識しないようにする」と考える時点で意識してしまっているので非常に難しい。UL夕呼エンドではたまたまそういう形になったが、やろうと思ってできることではないのではないか。