夢・出逢い・魔性

夢・出逢い・魔性 (講談社文庫)

夢・出逢い・魔性 (講談社文庫)

これは再読。相変わらずミステリとしてはどうか、と思うけれど、楽しめました。
"why-done-it"*1の視点で、ミステリのつもりで読むと「なんじゃこりゃあっ」という話になるでしょう。言葉を経由する程度のコミュニケーションでは所詮他人の心の全てを理解できるわけでもなし。世の中にはいろいろな人がいるね、と思いながら読みましょう。
それにしても、舞台がテレビ局ということもあって、すごく映像化……というかドラマ化しやすいような気がする。キャスティングはいろいろと難しそうですが。

*1:和製英語ではないかとちょっと心配になったけれども一応そうでもなさげ?