でも更新しようとすると
はてダラが使えなくなっていてちょっと焦った……。
はてなのセキュリティ強化による影響とのこと。最新版で対応されています。
海〜〜
どうでもいいこと4点目。
先週末はちょっと足をのばして九十九里の海へ。
だがマイサンは波を怖がり、ちょっと海に入っただけで逃げ出す始末! なんたること!
とか言ってる俺自身も同じ頃は波を怖がっていたとの証言が両親からありました。俺に似ただけか……。
小学校の頃にはむしろ河童と化してましたが、それでも、海よりも心おきなく泳げるプールの方が好きでした。
というわけで、結局ちょっと遊んだだけで帰ることに。
昼飯はウォッセ21というところで頂きました。ネーミングのセンスはさておき、市場丼はなかなかおいしゅうございました。
ちなみに、波を怖がるうちの子供もプール(水泳教室)は大好きらしい。
足が届かない(もちろんまだ泳げない)ってのに勝手に飛び込みやがります。こっちが焦ってうわわわっ! とばかりに助け上げると喜び、さらにまた飛び込もうとする始末。
貴様……。俺がそばにいれば助けるに違いないと思ってタカをくくっているな……!?
密閉教室
- 作者: 法月綸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1991/09
- メディア: 文庫
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……どうも肌に合わなかったというか……。
全体的に言い回しがどうも個人的にはなじめません。「発情したモリアオガエルのようにね」とか。これはなんか海外翻訳物風味を醸し出そうとしているのか、登場人物のキャラ付けのためなのか、元ネタがあるのか、単にこういう言い回しを作者が気に入っているのか。
他にも、イス消失先の見当をつけただけで警察に一目置かれるってのもどうかと思うし、それ以前にそのイスは簡単に見つける人がいっぱいいそうな気がするし、職員会議で自殺だと決定したあたりは「おいおいおいおい」と思ったのにそのあたり誰も突っ込まないし、……etc, etc。
面白いと思える部分も多々ありましたし、短い章立てのリズムはテンポ良くいい感じだったのですが、全体としてはマイナスポイントの方が上回ってしまった印象。
とはいえ、客観的に考えれば、「マイナスポイント」はそんなに大きくないとも思います。単純に、私個人の嗜好が新本格系から離れてきているだけかも。
作家・法月倫太郎の作品は実は今回初めて読んだのですが、探偵・法月倫太郎が出てくるシリーズも読んでおきたいと思います。
いわゆる「名探偵」が変人なのは(御手洗潔とか)許せてしまう質なので、同じような展開であっても人物造形によっては納得するどころかおもしろがってしまうかも知れません。我ながら理不尽ですが。本作の主人公、工藤順也は探偵として半端者なのが(私にとって)よろしくない(のかも知れない)。
そう言う意味では、ノーカット版も気にならないでもないです。一気に工藤順也が俺的ヒーローになる可能性も!
共感・感応
またまた槙久の手記。
……ついに自分の血の昂ぶりが抑えられなくなってきた。
共感者の一族の孤児を手に入れ、自らの意志を強化したところで、それもいずれは効かなくなるだろう。
四季(というか、あの黒幕の人)は、秋葉の能力を覚醒させるために共感者の能力を使っていたようだが……。
能力を発現させるのも意志の力、能力覚醒後に意識的に抑えるのも意志の力……ということなのかな。
それとも。血を飲む、という方法が問題なのか。
翡翠によると、槙久は遠野よりの自分ではなく人間よりの自分に感応させることで人間としての自我を強化していたのだとか。
秋葉はまだ未熟で槙久のような器用なコントロールができないだけ、とかいう可能性もあったりして。
遠野家ルートでのロア
ところで。
四季の人格崩壊のため、表に出るに至らなかった(と知得留先生が言ってました)、遠野家ルートのロア。どうなるのでしょう?
当然、次の転生先は決まっていないでしょうし、繋がっていた志貴に乗り移ろうという意志も存在しないでしょう。
……これで終わりなのでしょうか? ロアとしての意識が浮上する前に死んでしまえば終わりなのだとしたら転生無限者といってもずいぶんしょぼい話だと思いますがどうなのだろう。
タタリ(ワラキアの夜)のようにもはや「事象」になってしまった存在とは違うでしょうから、あっけないけどやっぱりこれで終わりなのかな。