Fate/stay night
「……聖杯。アインツベルンの聖杯について、教えてくれ」 「……そっか、知られちゃったか。シロウには知られたくないコトが二つあったけど、そのうちの一つよ、それ」 ……もう一つってなんだっけ。
黒い影は桜が招いているものだという事実を突きつけ、臓硯は士郎を揺さぶりにかかる。 公園でイリヤと話して桜の味方をすると決めた時、桜はまだ「暴走する可能性がある」レベルにとどまっていたが、今や多くの人を巻き込む事件の中心に桜の無意識がいること…
―――だって。わたしは、何も悪くないんだから 臓硯をして強固と言わしめた桜の精神防壁が壊れてゆきます。
桜、士郎の崩壊が進行中…… そして満を持して出てきたギル様ですが油断大爆発。遠距離からの膨大な火力を持つ彼、たとえ相手がサーヴァントにとっての天敵と言うべき存在であっても、勝てる要素は十分あったようですが、そこはギル様。落としどころを間違えま…
全てが終わったあと、イリヤもこのまま衛宮のうちで暮らさないか、と問いかける士郎にイリヤから返されるのは否定の言葉。 ……ええ、どっちかがどっちかを犠牲にすれば、少しは生きられるかも知れない。けど二人いっしょは無理だと思う。この戦いが終わった時…
桜の心が壊れ始める…… 士郎の人間としての機能が壊れ始める…… 物語はどんどん重くなっていきます。桜ルートが苦手だという人が多いのも無理はない。
他人から奪う、ということに特化した間桐の魔術。 桜が教え込まれた魔術は外道の類で、それを桜自身が恥じている。 いにしえのアインツベルンや遠坂はよくマキリと組んだなとちょっと思いましたが、目的のために手段を選ぶことはしなかった、とそれだけの話…
桜の言い分はなんとなく判る。 “自分の理想”なんてものが目の前にいたら、未熟なままの自分にとっては眩しすぎて目に痛い。 や、ほんとに判ってますか士郎。君はそうではなかった気が。
俺とイリヤだって敵同士だったけど仲いいだろ。なら、遠坂と桜だって同じだよ 士郎がどれだけのことを考えて「同じ」といっているのか判りませんね。遠いところで家族のつながりのある二人、魔術師という家系の事情でその後の接点を失った二人、という共通項…
桜)みんなでつつけるようなものにしようと思うんですが、苦手な料理とかありますか? 凛)そう。じゃ、わたしは麻婆豆腐を作るから 普通に麻婆豆腐とか打とうと思ってもまず「言峰」と変換されてしまうマイPC。そんなことはどうでもいいですが、凛、もっと会…
今になって気がついたのだが。 この、一つ屋根の下に三人も女の子がいるっていうのは、すごく緊張することなんじゃないだろうか? 気づくの遅ぇよ士郎!
なんか士郎のセリフを横取りして驚く場面が多くないですか桜。 「え、」 「え、ええ―――――!?」 「……え、ええ―――」 自分の分以上に驚かれて、申し訳程度に声をあげる。 遠坂の施術の最中、後ろではらはらどきどきむっつりもじもじする桜。
寝起きの凛、ちゃぶ台脇にどすんと腰を下ろす時などはそーとー行儀悪そうなのだが、そんなときでも絶対領域は魔法の力で守られたままなのだろうか。 テレビのニュースから流れる新都の事件に関する自分の意見に卵焼きを賭けてもいいという凛、賭けるのは士郎…
「あ――――相方ってわたし、ですか……!?」 「ああ。桜以外いないだろ、そんなの」 イリヤも遠坂も、ここまで完璧に料理の手伝いなんてしてくれないし。 この期に及んでこんな観点でものを考えてる士郎は筋金入りのにぶちんです。間違いない。
ふわふわ飛ぶのはきちんと大人になってから。 ホラーなInterlude. この物語はどーなってしまうのかー、とか思いながら最初のときはプレイしてました。 今夜。 虫を潰した。
…………貴方はサクラの味方ですか、士郎。 この先に、たとえ何があったとしても 重要なメッセージです。
いやその、ネタ的に。不憫ではあるがおいしいとも言う。桜ルートでは言峰の見せ場多いですよね。 言峰)イリヤスフィールは私が預かっても構わないが(以下略) 士郎)お断りだ(以下略) 凛)お断りよ(以下略) イリヤ)お断りするわ(以下略) 言峰)……………
イリヤをかばって左腕を失った士郎、朦朧とした頭でアーチャーとライダーの会話を聞く。 自らの最期を悟り、士郎に託そうとするアーチャーは、最後に 遠坂の髪を、一度だけ、愛しげに梳いていた。 ……って……何も言えねぇ……。
ブラックだ……。 やはり、戦いたくありませんね……。
「ええっと、し、しろう。士ろう。しろウ。しロう。し郎、城う、ではなく、士郎、士郎」 むむ、と悪戦苦闘しながらも発音を練習するライダー。 ……うん。 目隠しと黒い装束で鋭利なイメージがあるが、ライダーは割と付き合いがいい。 なんとなくではあるのだ…
月姫研究室さんところの名セリフランキングの結果が出ています。なぜかはてなのアンテナが捕捉してくれないのでチェックが遅れました。実はもうずっと前に出ていたのかも知れません。 http://lab.vis.ne.jp/tsukihime/sanka/fate01.html んでもって戯れにキ…
まーちょっといろいろとアレですが、えっちです。 その翌日、食卓。ライダーさんがどんどん破壊力を増しております。
約束する。俺は、桜だけの正義の味方になる はっきりと、借り物でない自分自身の在り方を口にする。 言葉にすることで、今までの衛宮士郎が終わる。
うちはこう見えて安普請でな。何故かここだけは、礼拝堂での会話が筒抜けになる作りになっている なにが「何故か」だ綺礼。すっとぼけ親父め。
切嗣(オヤジ)が死んでから今まで、桜がどれだけ支えてくれていたか判らない。 このあたりの状況がプレイヤーには本当に判らないのが桜に感情移入しにくい理由の一つかと……。
先にタイガー道場回収に行きます。 「―――ごめんなイリヤ。俺は、そんな当たり前のコトを守れない」 心を静かに、鉄に変えて口にした。 それで終わり。 喉元までせり上がった胃液も、腸(はらわた)をねじ切る苦しみも、眼球を濡らす涙も止まった。 前回の聖…
「俺の、味方――――?」 「そうよ。好きな子のことを守るのは当たり前でしょ。 そんなの、わたしだって知ってるんだから」 公園でのイリヤのセリフに、士郎の思考がクリアになる。 どちらの選択を取るにせよ、その意味と必要な覚悟を理解することができるように…
衛宮士郎がどの道を選ぶかなど知らん。 だがおまえが今までの自分を否定し、たった一人を生かそうというのなら―――その罪(つけ)は必ず、おまえ自身を裁くだろう このときのアーチャーの心中はいかがなものか。正義の味方を目指す心がぶれている士郎、このま…
と、まあそんな揚げ足取りみたいのはどうでも良いのだが、このあとの桜の容態についての説明はキツいです。 そしてその説明の最後に、今後桜が暴走する可能性があることを突きつけられ、士郎は正義の味方としての真の覚悟をも問われることになります。
桜に対して、冬木の管理者として当たることを宣言する凛に対しての士郎の次のセリフはなかなか味わい深い? と思うのです。 「―――――それじゃ、慎二と」 変わらないじゃないか、と。 そう、最低のことを口端に載せかかった時。 わはー。言うね士郎。慎二と変わ…